お風呂もキッチンも使えないほどゴミが侵食…生活機能を失った家を高松市で片付けた体験

最初に聞いたときは、「お風呂が物置になっている」という意味だと思っていました。

ところが実際に家へ行くと、本当に浴室の中まで大量の物が入っています。

浴槽には衣類や袋が積まれ、洗い場にも生活用品が置かれていました。

キッチンも同じです。調理台には容器や袋が重なり、シンクにも物が入っています。

部屋が散らかっているというより、家に本来備わっている機能がほとんど使えない状態でした。

生活する場所が少しずつゴミに奪われていった

最初から浴室へ物を置いていたわけではないそうです。

居間に物が増え、置き場所がなくなると廊下へ広がります。

それでも収まらなくなると、「今は使っていないから」と浴室にも荷物を置くようになったそうです。

キッチンも、最初は調理台の端に少し物がある程度でした。

やがて料理をしなくなり、使わなくなったスペースへ物を置くようになります。

つまり、使わなくなった場所へ物が増え、物が増えることでさらに使えなくなるという状態でした。

まず水回りを使えるようにすることを考えた

家全体を一度にきれいにしようとすると、あまりの物量に気持ちが折れそうになります。

そこで今回は、「生活に必要な場所から取り戻そう」と考えました。

まず浴室とキッチンへ行くための通路を作り、その周辺の物を減らします。

ところが、別の場所へ移動させるだけでは意味がありません。

家の中はすでに物でいっぱいなので、不要な物は家の外へ出して全体量を減らす必要があります。

浴室やキッチンまで物が入り込んでいるような状態では、自分たちだけで短期間に片付けるのが難しいこともあります。高松市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法もあり、家全体に大量のゴミや不用品が広がっているケースについて片付けを相談できます。

「どの部屋から始めればいいか分からない」という段階なら、現状を相談したうえで進め方を考えるのもよいでしょう。

水回りは物を撤去した後も作業が必要だった

浴室から物を出せば、その日からすぐ快適に使えると思っていました。

しかし、長期間ほとんど掃除されていなかったため、物をなくした後には汚れが残っています。

キッチンも同様でした。

シンク周辺には長く置かれていた容器などがあり、まずすべてを撤去して状態を確認する必要があります。

このとき初めて、「ゴミをなくすこと」と「生活できる状態へ戻すこと」は別なのだと分かりました。

大量のゴミを撤去するのは大きな第一歩ですが、その後に掃除をして、設備が普通に使えるか確認するところまで考える必要があります。

お風呂とキッチンが戻ると生活そのものが変わった

片付けの効果を一番感じたのは、床が見えた瞬間ではありませんでした。

「家でお風呂に入れる」「キッチンのシンクが使える」という、ごく普通のことができるようになったときです。

以前は家の中にあるのに使えなかった場所です。

それが本来の用途で使えるようになると、家全体が生活する場所に戻ったように感じました。

キッチンが使えるようになると、飲み終わった容器などをそのまま放置することも減りました。

生活する機能を取り戻すことが、再びゴミを増やさないためにも大切なのだと思います。

まとめ

ゴミ屋敷が深刻になると、単に床が見えなくなるだけではありません。

浴室、キッチン、洗面所など、本来生活に必要な場所まで物で埋まってしまうことがあります。

そうなると、家に住んでいても設備を十分に使えず、さらに生活が乱れやすくなる悪循環につながります。

家全体を一気に完璧にしようとすると負担が大きいため、まず生活に欠かせない場所を使える状態へ戻すという考え方もあります。

ただし、水回りまで大量の物で埋まっているなら、すでに自力での片付けが難しい物量になっている可能性があります。

無理に一人で抱え込まず、必要に応じて専門業者の力も借りながら、家を「物を置く場所」から「生活できる場所」へ戻していくことが大切です。

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