個人から大手企業まで様々なところがいわゆるネットメディアというものを運営しています。かつてはこうしたメディアは誰でも簡単に作れて、記事を書けば書くほど儲かった時代もありましたが、残念ながら今はそうではなくなってきています。
これからはますますこういったメディアが生き残るのが難しくなってきています。
今後ネットメディアとして生き残っていくには、何かに特化したいわゆる特化型ブログなどのより専門的な内容のブログやメディアが中心となっていくとも言われています。
つまりどこにでもあるような、誰にでも書けるような記事をさらっと書いただけの記事ではなく、専門的な知識を持った人や特別な何かを経験した人が書いた記事が必要とされています。
こう書くと非常に難易度が高いように思われますが、たとえ個人であっても自分だけが体験したことや自分しか知りえない情報、いわゆる一次情報などを発信することはそれほど難しくはありません。
また企業のメディアとしても自社製品を深く深く掘り下げた記事は他社では書くことができないため、一定数の需要も見込めるでしょう。
では、特化型メディアのメリットやマネタイズについてみていきましょう。
特化型メディアのメリット
大きなメリットとしては、幅を狭く専門的にしているため、真似されにくいことが挙げられます。基本的には自分、または自社の得意としているジャンルに特化することが多いため、記事自体の作成は非常にやりやすいでしょう。
ジャンルを広げすぎて失敗してしまうパターンも多く見受けられるネットメディア業界において、最初からジャンルの特化型で臨むことで余計なところに手を出したりせず、深く掘り下げることに専念できるため自然と記事の質も担保できるようになります。
また基本的に一次情報をメインに取り扱うことが多いため、被リンクをもらいやすいというメリットもあります。結果としてSEO対策でも上位に表示されることもあり、アクセス流入が増えて集客につながります。
記事作成は自分でやるか、外注でやるか
コンテンツ、つまり記事の作成に関しては外注でやっているところが非常に多いのですが、特化型メディアに関しては出来る限りは自社でやってみるほうが良いでしょう。
もちろん外注との併用でも問題ないですが、完全にすべてを外注してしまうと自社の強みがなくなってしまうので、うまく併用するのがベストです。また外注先も記事作成サービスは多数ありますが、正直ピンキリで安かろう悪かろうのところが多いのも事実です。
外注する場合の記事作成代行はダリコーポレーションのようなきっちりとリーガルチェックも行なってくれるところに依頼すると良いでしょう。
特に特化型メディアに関しては大量の記事が必要なわけではありません。できるだけ専門性のあるクオリティの高い記事が必要なので、例え記事単価が上がったとしても、結果的にはプラスになると考えましょう。
マネタイズについて考えてみる
収益化については様々な方法があります。以前のようにメディアの収益＝広告だけとは限りません。特に今は様々なマネタイズ方法があります。
広告以外のマネタイズ方法としては、有料記事です。自社メディアにそのまま有料記事を導入できるようなプラグインも出てきていますので、記事の内容によっては部分的に有料記事にして収益を上げることも可能です。
また、自社製品や自社の通販サイトなどへ誘導するという方法もあります。自社メディア×自社SNS×ECサイトという掛け合わせをうまく使えれば、かなり最強に集客できる可能性があります。
もちろん取り扱う商材やサービスによってもどういう風に集客するかが変わってきますが、いずれにしても特化型の自社メディアは今後も絶対に増えていくのではないでしょうか。
