個人サロンを開業していざビジネスをスタートしたら、まずは新規顧客の獲得が一番大切です。新しいお店なので最初は知ってもらうところからスタートです。
新規顧客の獲得についてはチラシ配りやSNS、リスティング広告などを使ったネットでの集客が中心となります。
新規の顧客がある程度見つけられたら、次はできるだけリピーターとして通ってもらえるようにすること、もしくは最初から大型契約をしてもらうことが大切です。
1回いくらの契約だとその場限りで終わりですが、毎週、毎月通ってもらうことで、お客様と信頼関係を構築して、さらに長期的に利用してもらえることもあります。
では個人サロンで成功するための集客から契約までについて解説したいと思います。
新規顧客の開拓
個人サロンの場合は自宅やマンションの一室からスタートするのが一般的ですので、チラシやネットでの集客は必須になってきます。
人通りの多い場所などに出店する場合は、飛び込みで来られる可能性もゼロではありませんが、こうした小規模のエステ店などは事前の情報が全くない状態での来店はほとんどありません。
ましてや自宅やマンションなどで開業する場合は、少しでも多くの人に存在を認識してもらう必要があるので、認知を上げるためにもチラシを入れたり、ネットでの広告、SNSなどをフル活用して集客をする必要があります。
個人サロンはSNSだけで集客して収益を上げているところも多いので、同じぐらいの規模でやっている同業他社のSNSの運用方法を参考にするのもひとつの方法です。
ネットからの集客方法はいろんな種類があり、業者やターゲット層によって集客方法が異なります。
広告だけを見てもリスティング広告からSNS内での広告まで様々です。こうした広告のほとんどは地域ごとにターゲティングができるため、地域密着型のビジネスなら比較的低い単価で出稿することも可能です。
とにかくカウンセリング
見込み客を見つけたらまずはエステのカウンセリングや相談などで相手からの信頼を得ることが大切です。
エステの場合は単に1回限りの施術ではなく、できれば長期的な契約を結びたいところです。
1回1万円のお客様を100人集めるよりも、1契約50万円のお客様を2人集めるほうが簡単です。
しかも大型契約の場合は、お客様との信頼関係も構築できるためさらに契約を延長してもらったり、誰かを紹介してもらえたりすることもあります。
せっかく集客してきた見込み客をできる限り長期的な契約をしてもらえるようにするには、いかにして顧客の悩み解決をしてあげられるかがポイントです。
特に女性は美容に関しては、しっかりした成果が挙げられるならお金に糸目をつけないという人も少なくありません。
顧客の求めているものを明確にして提示してあげることで大きな契約を得ることもできるのです。
まとめ
個人サロンはハードルが低く多少のスキルがあれば誰でも開業できる時代になりました。
その分競争率も激化していくことが予想されますので、新規の顧客開拓プラス大型契約と言う流れが一番収益を出しやすいモデルと言えるでしょう。
個人サロンの場合は出店場所よりもサロンのコンセプトや施術内容、料金のほうが重視される場合も多いです。ほとんどの人がネットやチラシで事前にお店の内容をある程度理解した上で予約して来店されるのが一般的です。
そのため立地にお金をかけるよりも広告にお金をかけたほうが良い場合もあります。本当に良いサロンであれば、少々不便な場所でも予約は入るし、繁盛しているところも多いです。
あとは周りに競合店がないかどうかなどのリサーチも重要です。できるだけその地域のオンリーワンを目指すことで、他のサロンとの差別化を図るのがいいでしょう。