2023年は6年ぶりに野球のWBCが開催され、現在も準決勝が行われている最中です。6年ぶりの開催とあって日本での予選は大歓声の中、4連勝し無事アメリカでの準決勝に駒を進めました。
中でもやっぱり目立った活躍をしていたのは投打二刀流で有名な大谷翔平選手でしょう。予想通りというか予定通りというか、初戦の中国戦で投手として先発して、その後も打率5割近くをキープしたこともあって、プールBのMVPを大谷選手が獲得しました。
他のチーム自体が格下ということもあって日本が全勝したことも、大谷選手がMVPを取ったこともそれほど驚きではありません。
問題はここからアメリカで行なわれる準決勝、そして決勝という戦いで勝てるかどうかになりますね。いずれにしても大谷選手はもちろん、ダルビッシュ投手、吉田正尚選手、それに今回招集された日本人とアメリカ人のハーフであるヌートバー選手などメジャーリーガーを中心に、日本のエース山本由伸投手、佐々木朗希投手の準決勝以降での活躍も楽しみですね。
これからも野球人気は高まるか
今回のWBCは久しぶりの開催ということ、そして大谷選手やダルビッシュ投手などの現役メジャーリーガーが参戦したこともあって、非常に盛り上がっていますが、これからも日本の野球人気はさらに高まっていくのでしょうか。
国全体で見ると、少子化が今後も進んでいくわけなので、単純に野球の競技人口も減っていくでしょう。そうなると大谷選手のような突出した選手が出てくる可能性も低くなってしまいます。
それでも今回の大会を見る限り、日本の野球の人気や選手たちの実力はまだまだ高いと言わざる得ないでしょう。
もちろんこれから10年後、20年後は分かりませんが、少なくとも当面はプロ野球は安定した人気スポーツであることは間違いないでしょう。
ひとつ懸念があるとすれば、ずば抜けた才能を持った選手はみんなMLBに行ってしまうということです。大谷選手、ダルビッシュ選手はもちろん、今年からは千賀投手や吉田選手、それに来年は山本由伸投手もメジャーに行くと言われています。
さらに数年後には佐々木朗希投手や村上宗隆選手もメジャーに行くのは間違いないでしょう。そうなれば日本プロ野球は寂しい限りですが、ネットとテレビがあれば、現地の放送も日本でリアルタイムに楽しめる時代です。海外で活躍する日本人を応援するのも、楽しみの一つではないでしょうか。
今年もエンゼルスの大谷選手から目が離せない
メジャーで活躍する日本人と言えばやはり大谷選手です。野球を全く知らない人でも名前ぐらいは知っているというほどの超人気ぶりで、投手としてもバッターとしてもメジャーリーガーでもトップクラスの実力を誇っています。
2022年はメジャーで投打両方で規定投球回数と規定打席に到達するといういまだかつて誰もやったことのない偉業を達成しました。
そして今年2023年も大谷選手はどんな活躍を見せてくれるのか、大谷ファンとしては楽しみで仕方がない人も多いのではないでしょうか。
現地のメジャーの試合は日本との時差もあって、平日の朝からとかが多く、現地のデイゲームだと日本時間の夜中の3時とか4時から試合が始まることもあります。
そんな大谷翔平が出場している試合ですが、ありがたいことにネットの動画配信でほとんど全部見れるのも嬉しい限りです。今年の大谷選手の活躍を生で見たい方は大谷翔平の試合の放送予定は全部事前にチェックしておくのがいいでしょう。
特にピッチャーとして先発する場合は日本のテレビでも放送されることも多いです。願わくは今年こそエンゼルスにはリーグ優勝を成し遂げてもらい、ワールドシリーズで大谷選手が活躍するところを見たいものですね。